
ギターおよびベースを録音する
ギターやベースをリアル音源トラックで録音することができます。アコースティックギターやアコースティックベースは、マイクを使って録音することができます。マイクやピックアップが内蔵されたギターの場合は、直接オーディオインターフェイスに接続できます。
エレクトリックギターやエレクトリックベースは、オーディオインターフェイスに接続して録音することができます。コンピュータにオーディオ入力ポートがある場合は、1/8 インチから 1/4 インチへの変換アダプタケーブルを使ってオーディオ入力ポートにギターまたはベースを接続する方法でも録音できます。プリアンプを使用してギターまたはベースからの信号を増幅することもできます。
エレクトリックギターまたはベースを録音する場合、ギターの全体の音色にとって重要となるのがアンプのサウンドです。「GarageBand」には、さまざまなギターアンプのサウンドをシミュレートするエフェクトが用意されています。このエフェクトは、アンプシミュレーションと呼ばれます。これを使って、演奏や録音を行いながらギターまたはベースのサウンドを変更できます。録音後でも、違うアンプシミュレーションのプリセットを選択してサウンドを変更できます。「Base」と「Guitar」のカテゴリーにあるリアル音源の設定のほとんどに、アンプシミュレーションが含まれています。
アンプシミュレーションによってギターやベースを録音するには:
- トラックにアンプシミュレーションが使用されているかどうかを確認するときは、トラックを選択し、「トラック情報」パネルを開きます。「詳細」の三角形をクリックして、エフェクトの設定を表示します。使用されている場合は、2 つの追加エフェクトのポップアップメニューのいずれかに「アンプシミュレーション」が表示されます。
- アンプシミュレーションを追加するときは、「トラック情報」パネルの 2 つの追加エフェクトのポップアップメニューのいずれかで「アンプシミュレーション」を選択します。
- アンプのプリセットを変更するときは、エフェクトポップアップメニューの右側にあるプリセットのポップアップメニューから新しいプリセットを選択します。
- アンプのプリセットを調整するときは、エフェクトプリセットのポップアップメニューの横にある編集ボタン(鉛筆のアイコンが付いたボタン)をクリックし、スライダをドラッグしてアンプのプリセットの設定を調整します。アンプのモデル、プリゲイン、音色のコントロール、マスター、および出力レベルを設定できます。
- 設定の調整後に新しいプリセットを保存するときは、アンププリセットのポップアップメニューから「プリセットを作成」を選択し、新しいプリセットの名前を入力します。
外部アンプシミュレータを使用する場合は、「音源」リストから「No Effects」を選択することをお勧めします。このオプションを選択すると、「GarageBand」はアンプシミュレータから入力したサウンドに変更を加えません。
リアル音源トラックにギターやベースを録音するときは、演奏しながら音源とアンプシミュレーションの両方の音が聴こえるように、トラックの入力モニタを「入」にしてください。
