
リアル音源トラックのチューニングを補正する
リアル音源トラックのチューニングを補正できます。これは特に、「雰囲気」やタイミングは正しいのに、チューニングが完全ではないリアル音源リージョンを録音するときに役立ちます。
トラックのチューニング補正を行うと、選択したトラック(自分で録音したトラックとループの両方)のすべてのリージョンが補正されます。「チューニング補正」は、単音の(モノフォニーの)リアル音源リージョンでだけ正確な結果が得られます。このため、トラック内のリージョンに和音や非楽音が含まれていないことを確認してください。
デフォルトでは、「チューニング補正」により、半音スケール(12 音スケール)の最も近い音程にチューニングが補正されます。プロジェクトのキー(マスタートラックの「トラック情報」パネルで選択します)に含まれる音程だけに補正されるよう制限するには、「キーに限定」チェックボックスを選択します。
リアル音源トラックのチューニングを補正するには:
- タイムラインで、調整したいリアル音源トラックをダブルクリックしてエディタで開きます。
- 「チューニング補正」スライダを右方向にドラッグするとチューニングの補正量が増大し、左方向にドラッグするとチューニングの補正量が減少します。
- チューニングの補正をプロジェクトのキーではなく半音スケールに制限するには、スライダの下にある「キーに限定」チェックボックスの選択を解除します。
補正した結果は、プロジェクトを再生すればすぐに聴くことができます。
「チューニング補正」スライダを高い値に設定すると、好ましくない結果になる場合があります。スライダを使った結果を注意深く聴いて、最もよい音に聞こえる値に設定します。
