
バックトラックをダッキングする
バッキングトラックの音量を下げて、肉声のナレーションや会話をもっと聴き取りやすくしたい場合があります。特に Podcast を作成している場合などです。一部のトラックの音量を下げて、ほかのトラックを聴き取りやすくすることを「ダッキング」と言います。
「GarageBand」では、リードトラックとバッキングトラックにするトラックを設定することによって、ダッキングを適用します。リードトラックにサウンドがある場合は、常に、バッキングトラックの音量が下げられ、ほかのトラックの音量はすべて同じレベルで維持されます。ダッキングは、Podcast の任意のリアル音源トラックまたはソフトウェア音源トラックに適用できます。
ダッキングを適用するには:
- 「コントロール」>「ダッキング」と選択します。
- リードトラックにするそれぞれのトラックで、上向き三角形をクリックします。
- バッキングトラックにするそれぞれのトラックで、下向き三角形をクリックします。
- 「トラック」>「トラック情報を表示」と選択します。「トラック情報」パネルが表示されたら、「詳細」の三角形をクリックします。
- 「ダッキングの量」スライダをドラッグすると、ダッキングの適用量を調整できます。
ダッキングのコントロール(上向き/下向き三角形)が各トラックのヘッダに表示されます。
ダッキングを無効にするには、「ダッキングの量」チェックボックスの選択を解除します。
プロジェクトを演奏したり、「iWeb」に送信したり、書き出したりする場合、いずれかのリードトラックにサウンドがあるときはいつでもバッキングトラックにダッキングが適用されます。
ダッキングを適用すると、リアルまたはソフトウェア音源を演奏して、それが聞こえるまでの間に、短い遅れ(「レイテンシー」と呼ばれます)が発生することがあります。レイテンシーの対処については、下の「関連トピック」を参照してください。
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