
クリップノイズを防ぐ
サウンドを録音するときの音量レベルが高すぎると、歪みや「クリップノイズ」が発生することがあります。鋭い、割れたサウンドに聴こえるため、多くの場合は好ましくない音になります。「GarageBand」では、次のいずれかの場合に、プロジェクトにクリップノイズが発生することがあります:
- リアル音源を録音するときに、トラック音量レベルが高すぎる場合
- プロジェクトを書き出すときに、マスター音量レベルが高すぎる場合
レベルメーターの右側にある赤いランプ(「クリップインジケータ」と呼ばれます)が点灯している場合は、トラックまたはプロジェクト全体の特定のポイントでクリップノイズが発生しています。クリップノイズの発生位置を特定したら、次のような方法でノイズを取り除いてみてください。対処方法は、歪みの原因によって異なります。
クリップノイズを防ぐには、以下のいずれかの操作を行います:
- リアル音源トラックでクリップノイズを防ぐには、オーディオインターフェイスの出力またはトラックに接続されているデバイスの出力を下げます。マイクを使って録音している場合は、マイクを遠ざけて出力レベルを下げてください。
- プロジェクト全体のクリップノイズを防ぐには、次の操作をいろいろと試してみてください:
音量カーブを追加し、歪みが発生する位置にコントロールポイントを追加して、音量レベルを下げてみます。
プロジェクトにエフェクトを使用している場合は、歪みが発生する位置にあるエフェクトのレベルを下げてみます。
歪みが発生する位置に複数のリージョンがある場合は、そのいくつかを削除するかミュートします。
歪みが発生する位置にあるリージョンを、音量またはインテンシティ(強さ)が下がるようにもう一度録音します。
