
タイムライングリッドを使う
「GarageBand」には、タイムライングリッド機能があります。この機能を使って、タイムラインおよびエディタ上の項目をビートルーラの小節、ビート、および音符に自動的にそろえることができます。
タイムライングリッドを「入」にすると、次の操作を行ったときに、タイムライン上の最も近いグリッド位置にスナップされます:
- ループをタイムラインにドラッグする
- リージョンを移動する
- リージョンのサイズを変更する
- 再生ヘッドを移動する
- サイクルリージョンを移動する
- 音量カーブおよびコントロールカーブ上のコントロールポイントを移動する
エディタが開いている場合、グリッドはエディタの項目にも適用されます。グリッドは、エディタのソフトウェア音源トラックに含まれる各音符にも適用されます。
グリッドの値は、次のいずれかの音符に設定できます:
- 1/4 - 音符、1/8 - 音符、1/16 - 音符、1/32 - 音符、および 1/64 - 音符
- 1/4 - 3 連符、1/8 - 3 連符、1/16 - 3 連符
- 1/8 - スウィング(ライト)、1/8 - スウィング(ヘビー)、1/16 - スウィング(ライト)、1/16 - スウィング(ヘビー) (ヘビーの値では、ライトの値よりもスウィング感が強まります)
エディタの右上角にあるグリッドメニューを使って、タイムラインとは異なるグリッド値にスナップするようにエディタを設定できます。
タイムライングリッドは、「自動」に設定することもできます。グリッドを「自動」に設定した場合は、タイムラインを拡大/縮小すると、それに伴ってグリッド値も変化します。グリッド値は、拡大/縮小のレベルに応じて、小節、1/4 - 音符、1/8 - 音符、1/16 - 音符、および 1/32 - 音符の間で変化します。
タイムライングリッドを使用するには、以下のいずれかの操作を行います:
- グリッドの入と切を切り替えるには、「コントロール」>「グリッドに沿う」と選択します。
- タイムラインのグリッド値を設定するときは、タイムラインの右上にあるグリッドボタンをクリックし、メニューからグリッド値を選択します。
- エディタのグリッド値を設定するときは、エディタの右上にあるグリッドボタンをクリックし、メニューからグリッド値を選択します。
楽譜表示では、音符の表示を音階と合わせる基準になる音価が、グリッドメニューによって制御されます。
